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軽天下地ってどうやってつくられているの?

こんにちは!大阪府貝塚市で、軽天工事・ボード工事・床工事などの内装仕上げ工事全般を行っている株式会社eins工業です。
建物には天井がありますが、天井をつくるためには下地が必要です。
今回は、鉄骨の建物に必要な軽天下地の組み方について詳しく解説いたします。
軽天工事を検討されている方は、ぜひ最後までご覧ください。

軽天下地の組み方


軽天下地は一般的に、天井レベルを出す・ボルトを吊る・野縁受け掛け・野縁を渡す・レベル合わせの順番で組まれます。

1.天井レベルを出す

天井のレベルとは「天井の高さ」のことです。
天井の高さが分からないと、使用する材料や部材のサイズが分からず工事ができないため、まずは図面を見て天井の高さなどを確認します。
また、吊戸棚やカーテンレールなど、天井を仕上げた後にどんなものが取り付けられるのかといったことも把握が必要です。
高さの確認が済んだら、壁に墨出しをします。

2.ボルトを吊る

レベル出しができたら、吊りボルトを吊ります。
ボルトを吊るのは、軽天下地や設備を吊り下げるためです。
ボルトの間隔は隣り合わせで900mm間隔、壁際のボルトは壁から150mm以内で吊ると決められています。
そのため、ボルト同士の間隔を調節しながら作業します。

3.野縁受け掛け

野縁(のぶち)とは、天井や壁のボード類を張り付ける棒状の部材のことです。
木造の場合は40mm程度の角材を使用しますが、軽天工事では鉄板を加工した中空断面の専用部材を使います。
基本的には部屋の短い方向に掛けますが、部屋の幅が野縁受けよりも短い場合は、部屋の幅に合わせて野縁受けをカットします。

4.野縁を渡す

野縁受けを掛けたら、野縁を渡す作業です。
野縁受けと同じように、野縁の幅が合わない場合は部屋の幅に合わせて長さをカットします。
野縁を渡した後は、野縁がたるみすぎない程度に仮留めをします。

5.レベル合わせ

最後にレベル合わせを行います。
天井を水平な状態にして、平らになっていることが確認できたら完了です。

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